2012/09/05

9月5日 阿部

昨日の9月4日は地元の若い人たち(8月31日に島田と銀河がであった十日町アウトロー軍団という団体の人たち)に誘われと初めてプライベートで飲みました。TERUさんの家のガレージでバーベキューして、久しぶりに肉を口いっぱいにほおばり多幸感に満たされました。

ただ、一つ僕はミスを犯しました。
だいぶお酒も進み(新潟の人は酒が強い)このまま飲み続けると次の日の朝のバイト(その日は俺だけ)に起きれない!と思ったのと、ここで帰ると言い出すとこの場がお開きになってしまう(まだ飲み足りない人もいるだろうなぁ)という思いが重なり、一つの答えを出しました。

こっそり抜け出そう。
そしたらお開きにならずにバイトにも間に合える!

そうしてフラフラの足で×日町に帰りました。
そして寝ました。うまくいったぞと。

そこに誤算が(というか酔っぱらって完全に頭が働いてない)!
僕がいなくなった事にアウトローの方たちが心配していたのです。
×日町の人たちは俺が抜け出して家に帰った事ぐらいはお見通しだったらしいですが、俺を見つけないと心配だと探しにきてくれたみたいです。
案の定家で寝ていた僕を発見してくれたみんなは、安堵と心配させた戒めの意味をこめて家にペイントを矛してくれました。


8月5日

朝起きたら僕の家はこうなっていました。


ちなみにこの家の中で僕はぐーすか寝ています

びっくりした反面、みんなの優しさに包まれました。
ありがとう。



8月26日の映像 http://youtu.be/QJVLPLF9Zlc
8月27日の映像  http://youtu.be/8G9PMZGuTm8

8/30 いっぺーの制作

いっぺーです。
制作のことについて書いてみようと思います。
簡単にいうと巨大カメラで撮影、です。

印画紙を置いて撮影するピンホールカメラなどは、よく知られていますが、今僕がやっているのは製版用の巨大レンズを用いた、そんへんにある一眼カメラがそのまま(性格には違うけど)でっかくなった感じです。

どの位でかいかといいますと、一般的な一眼レフカメラの35mmフィルムに対して、このシステムは畳一枚分もの大きさのフィルムが撮れるということです。

しかもフィルムを光学的に引き伸ばすのではなく乳剤を広く塗ることで、密度が変わることなく巨大なフィルムで撮影できるのです。

要は超緻密。
撮影前にちょいちょいと薬品を塗ることで、最大サイズ910×1820のフィルムが出来上がります。

どのようにするかといいますと1800年代後半に発明された湿版写真という技法をもちいます。

コロジオンというとろーりとした薬品にヨウ化物などをまぜヨウ化銀を形成して感光剤とします。それをモノクロ写真の現像に似た感じで露光&現像定着すると、写真が出来上がります。

フィルムがを拡大して見る必要がないぐらいでかいので1/1スケールで写真が撮れます。
普通は小さなフィルムをさらに拡大し印画紙に焼き付けます。
デジタルカメラも小さな受光部に光を集め、さらにモニターなどで拡大しています。
写真の拡大概念をすっ飛ばしてしまうような面白いシステムです。

ただしモノクロ写真しかとれません。

けれど、銀の美しさはすさまじいです。

欠点は銀が高価なこと。


続きはまた今度。