こんばんは。村上です。初めての更新です。東京都育ち、23歳です。よろしくお願いします。
今日は×日町のスタート、引っ越しの日です。
メンバー6人の荷物を、レンタカーで借りた2トントラックに半日以上かけて積みました。予定では12時頃には出るはずが、実際出発したころには、時刻は午後2時を回っていました。どうやら引っ越しをなめていたようです。生活を移すということは、ものすごく労力のいる作業だと思いました。
荷物を一通り積み終わった後、今僕が住んでいる浅草のシェアアトリエ「空鼠」で、出陣式が行われました。空鼠美化委員のぬっきーが来て、お昼ご飯を作ってくれたよ。
豪華!
以下、×日町のメンバー紹介。カッコ内は、僕からの視点で、×日町で行おうとしている制作活動を踏まえた人物像です。
小山一平(フィルムでしか撮らない写真家)
島田浩輔(本人がメディアになる)
中銀河(ドラマー、ペインター。本人がメディアのようになることもある)
阿部圭佑(映像を撮って記録する係、映画をつくったりする係)
橋本匠(東京芸術大学修士課程。身体表現をするひと)
村上慧(本人をメディアとします)
出発してからもいろいろと迷ってしまって、結局十日町についたのは六時半くらいでした。
今回×日町を受け入れてくださった医療福祉施設「まほろばの里」の一部屋に荷物を降ろして、今日の作業は終了。
まほろばの里施設長の羽鳥さんから、「トイレはここだけを使うようにしてください」「お風呂はここ、洗濯機はこれを使ってください」「8時半以降は玄関を出入りしないでください」というようなオリエンテーション(?)を受けました。
この施設はまだできたばかりで、僕たちが使っていいお風呂は、たぶんまだどの入居者も使っていないお風呂でした。洗濯機には「汚物」用の洗濯機と「清潔」用の洗濯機がありました。僕たちは「清潔」用の洗濯機を使わせてもらいます。
ここは介護施設なので、当然汚いものを洗ったりすることも多いようです。使うお風呂や洗濯機を分けないと、僕たちにとって衛生上よくない、という配慮からでした。
いろいろと受け入れ態勢を整えてくれた皆さんに感謝です。
僕たちは今日到着して、明日からさっそく準備に入りますが「福祉施設の中に住む」という実感が未だに湧いてきません。いったいどのような生活になるのか。「楽しみ」とか「不安」とかではなくて「実感が持てない。わからない」という感覚です。
なんにせよ、今日から三ヶ月がんばります。
村上